賛否両論、百人百色。結婚のお話④終

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賛否両論、百人百色。結婚のお話③

 

10年くらい前に、「マツコ・デラックス」という

今では日本人なら誰でも知っている芸能人が

テレビで活躍しているのを目にするようになったと思いますが

 

マツコ・デラックスの存在に影響を受けた人間は多いのではないでしょうか。

 

その後に続くように(流行りだったのかもしれませんが)続々と登場した、

「女性の恰好をした男性」タレント。

 

逆もしかりですが、

「身体の性別とは逆の性表現をする」ことを、

違和感のないものにしていったのが

このマツコ・デラックスだと私は勝手に思っています。

 

オカマとか、ホモとか、オトコオンナとか、レズとか。

 

冗談のように、からかいや差別する言葉として使われていた言葉は、

今はすごく時代遅れに感じます。

 

赤と黒以外のランドセルがたくさん売られるようになったり、

学生服はスカートとズボン好きな方を選べるようになったり

 

男性の恰好をした男性・女性、

女性の恰好をした男性・女性。

 

目に見えることだけでなく、

男性の恰好をした男性で、男性を恋愛対象とする人

女性の恰好をした女性で、女性を恋愛対象とする人

 

または、

男性の恰好をした女性で、男性を恋愛対象とする人

女性の恰好をした男性で、女性を恋愛対象とする人

 

挙げればきっとキリがなく、

こんなカテゴリに括られない人々も、きっとたくさんいますよね。

 

それらのすべてを、

「個性」という言葉でひとまとめにされる、できるようになった現在は

10年前と比べ、ものすごく「進化」をしているなあと嬉しく感じるのです。

 

ジェンダーフリーについての話をしたのは

結婚式について書く際に、今まさに切り離せない話題なのが

同性婚だと思ったからなのですが

ひたすらに賛否両論が飛び交っていますね。

 

一部の突飛な意見を除けば

どちらの意見もわからなくはない..と思ってしまいますが

 

わたしは、「必要だと思う人がいるならそうするべき」

だと思っている派です。

 

そう思う人間が少なくないから、

日本では同性婚こそ認められていないものの

パートナーシップ協定などが制定された地域もあります。

 

似た話で、夫婦別姓が認められるかどうか…も

今後着目したい部分ではありますが

 

同性婚や夫婦別姓に反対している人間たちの争点は

 

「家族の在り方とは?」

「結婚=子孫繁栄」

「(同性婚を悪しとする)宗教上の理由」

 

など、このあたりが挙げられると思いますが

悲しいかな、どれも当事者たちには関係のない理由ばかりなんですよね。

 

たとえ時間がかかっても、

当事者も賛成派も反対派も納得ができる形が見つかることを願っています。

それでは、また来月お会いしましょう!

おしまい

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