大キライだった秋のお話②

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大キライだった秋のお話①

 

なぜぎんなんを拾ってくることが、

秋が嫌いになるほどいやだったのか。

 

それはあのニオイです。

 

みなさんは、間近でぎんなんのニオイを嗅いだことはありますか?

 

手で掴むと洗ってもしばらく取れなくなるニオイ、

お気に入りのスニーカーでうっかり踏んでしまった日には

犬のウンコを踏んだ!と同級生に笑われ…

 

ましてやそれを持って歩こうものなら

仲良しの幼なじみでさえ、少し離れて歩くほど。

 

ぎんなんが異臭を放つのは

動物に食べられてしまわないようにするためらしく、

 

あのニオイのおかげで2億年前から存在する

世界古来の樹木と認められているようですが

 

小学生の子供にはそんなことはわかりません。

 

くさいと馬鹿にされることは、

あの季節が来てほしくない!と思うには

じゅうぶんな理由でした。

 

そんなに嫌なら、嫌だと言えばいいのに。

 

でも、

持って帰ってきてね、という母の頼みを断れないのには わけがありました。

 

 

つづく!

コメント

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